トレーダー向けBTOパソコン
株のトレード専用のBTOパソコンにする場合、
どのようなパソコンがいいのでしょうか。
トレード用パソコンは
ゲームのような美麗なグラフィックを表示するわけでもなく、
動画を視聴するわけでもないので、
画像の綺麗さや音の良さなどは関係ありません。
では何を重要視するのかというと、
複数のチャートを一覧できるかや
チャートを表示する際に遅延が発生しないか、
処理が滞ったりしないかが重要であり
視認性の高さも必要になることが多いため、
マルチモニタ環境が推奨されています。
マルチモニタ環境
快適なマルチモニタ環境にこだわるという点では、
マザーボードのグラフィック出力でマルチモニタをするよりも
グラフィックカードを利用するほうがよいでしょう。
グラフィックカードを利用する場合、
マルチモニタだけを行うなら
価格の安いグラフィックカードで問題ないです。
4画面以上のモニタ出力を行う場合には、
グラフィックカードが2枚必要になる場合もありますので注意しましょう。
マルチコアCPU
次にマルチコアCPUをつけておく必要があります。
マルチコアCPUというのは一つのCPUの中に
複数CPUが入っているものの事を言います。
マルチコアCPUを推奨する理由は、
株のトレードはチャートソフトや発注ソフト、
ニュースサイトなどを常にチェックしておかなければいけない為、
一度に複数のソフトを使用しなくてはいけません。
その為複数のソフトをストレスがない状態で使うためには、
ハイスペックなマルチコアCPUであるのが望ましいのです。
安定性
そして安定性も重要になってきます。
株のトレードなどはトラブルなく動作してくれることが
一番必要になってきます。
ですのであまり拡張などを行わず、
無駄なソフトもダウンロードをしない方がいいです。
そしてUSBなどにも余分な機械をつなげるのはやめたほうが良いでしょう。
静音性
最後に、ゲーミングパソコンや
動画視聴用パソコンと大きく異なってくる性能が静音性です。
ゲームをしている時や動画を視聴している時というのは、
高速ファンが回っていて音を出していてもあまり気になりません。
ですが株のトレードの場合は耳障りになってしまいます。
トレードをする際はやはり金額も関わってくることなので
冷静に判断するためにも集中しなければいけません。
なのである程度の静音性は必要になってきます。
以上4点をしっかりと踏まえ、
複数画面出力に特化したパソコンを選ぶことをおすすめします。
トレードする際の画面を何画面にするかなどを
決めてからパソコンの構成を検討していきましょう。